◆平成22年12月24日
河本家住宅は文化財保護法により文部科学大臣より重要文化財の指定を受けました。
<指定物件>
・主屋 1棟
・離れ 1棟
・味噌蔵及び米蔵 1棟
・新蔵 1棟
・土蔵 1棟
・附(つけたり)
門及び納屋、米蔵、大工小屋 各1棟
・家相図 1枚
・宅地、畑及び池沼 6,325.47㎡
※ 附(つけたり)とは、年代、状態などからそれだけでは指定にあたらない場合でも、指定文化財と一体であることによって、価値が生じるものを附けたりとして指定されます。
<概 要>
・河本家住宅は、日本海沿岸の旧伯耆往来沿いに位置する。
・当家は、昭和53年の主屋の屋根葺き替えが行われた際に棟札がみつかり、貞享5年(1688年)に五代目の弥三右衛門(やさえもん)が建てたもので、建築年代の明らかな民家としては山陰地方で最古に属し、大変貴重なものである。
・主屋の周囲には江戸後期に建てられた蔵などの付属建物が建ち並び、豪農の屋敷構えをよく留めており、高い価値が認められることから宅地と建物あわせて指定される。
<主屋正面>
<母屋内部(客間)>
<味噌蔵及び米蔵>
<米蔵>
<大工小屋>
<新蔵>
<土蔵>
<家相図>